バーバリー(Burberry)

バーバリーBurberry

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バーバリー(Burberry)とは

バーバリーは、1856年にトーマス・バーバリー(Thomas Burberry, 1835–1926)が21歳でイングランド南部ハンプシャー州ベイジングストークに開いた小さな衣料品店を起点とする、英国を代表するラグジュアリーメゾンです。「衣服は英国の天候から人を守るために設計されるべき」という創業哲学のもと、ハンプシャーの羊飼いが纏うラノリン塗布の防水スモックから着想を得て、1879年に革新的な防水織物「ギャバジン(Gabardine)」を発明。生地全体ではなく繊維1本ごとを防水処理する独自製法で、通気性と耐候性を両立させ、1888年に特許を取得しました。

このギャバジンを用いた「タイロッケン(Tielocken)」コートは20世紀初頭に英国陸軍省の依頼で改良され、肩章・ストームフラップ・Dリングを備えた軍用塹壕(トレンチ)コートへと発展。第一次大戦中に将校の制服として広く採用され、戦後はアーネスト・シャクルトンの南極探検隊にも供給されるなど、過酷な環境下で機能する英国機能服の代名詞となりました。1924年にはトレンチコートの内張りとして赤・白・黒・キャメルの「ノヴァチェック(Nova Check)」が誕生し、のちにバーバリーを象徴する世界的アイコン柄となります。

2001年に加わったクリストファー・ベイリーが2004年にクリエイティブディレクター、2009年にチーフクリエイティブオフィサーへ就任し、CEOアンジェラ・アーレンツとの二人三脚でデジタル戦略と現代化を推進。バーバリーをグローバルラグジュアリーへと飛躍させました。ベイリー退任後の2018年からはリッカルド・ティッシがクリエイティブディレクターを務め、グラフィックデザイナーのピーター・サヴィルとともに創業者の頭文字を組み合わせた「TBモノグラム」と新ロゴを発表。2022年10月にはダニエル・リーがチーフクリエイティブオフィサーに就任し、1901年制定のEKD(Equestrian Knight Device)モチーフを復活させ、Knight Bag・Rocking Horse Bag・Shield Bagといった新世代アイコンを次々と発表しています。

clebagでは、TB Bag・Lola・Knight・Rocking Horse・Shield・Nova Check Toteなど、バーバリーの主要バッグラインを取り扱っています。すべての出品について、専門鑑定士+AI鑑定システム(Entrupy対応・精度99.86%)の二重体制で真贋を確認。ノヴァチェック/TBモノグラムの色合わせ、Chronoタグの活字、革タブ・布ラベルの縫い付け、金具の刻印など、バーバリー特有のディテールを重点的にチェックし、鑑定不合格の場合は全額返金を保証しています。

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ブランドの歴史

バーバリーの170年近い歴史は、英国の天候から人を守る機能服から始まり、軍用トレンチコート、ハウスチェック、そして現代ラグジュアリーへと領域を拡張してきました。

  • 1856年 — トーマス・バーバリーがイングランド南部ハンプシャー州ベイジングストークに21歳で店舗を開業
  • 1879年 — ハンプシャーの羊飼いの防水スモックから着想を得て「ギャバジン(Gabardine)」を発明。1888年に特許取得
  • 1891年 — ロンドン・ヘイマーケットに店舗を開設し、ロンドン進出
  • 1901年 — 公募により新ロゴ「Equestrian Knight Device(EKD)」が制定。ラテン語「Prorsum(前進せよ)」を掲げる騎士像。1909年に商標登録
  • 1912年 — トーマス・バーバリーが「タイロッケン(Tielocken)」コートを特許取得。後のトレンチコートの原型
  • 1914年 — 第一次大戦勃発。英国陸軍省の依頼でタイロッケンを改良し、肩章・ストームフラップ・Dリングを備えた軍用「トレンチコート」が誕生
  • 1924年 — トレンチコートの内張りに赤・白・黒・キャメルの「ノヴァチェック(Nova Check)」を採用。のちのハウスチェックの原型
  • 1955年 — エリザベス2世より「Weatherproofer」のRoyal Warrantを授与(Burberryの最初のRoyal Warrantはジョージ5世時代に遡る)
  • 1967年 — ノヴァチェックがアウター以外の傘・スカーフ・ラゲージにも単独デザインとして広く展開され、ブランドアイコン化が加速
  • 2001年 — クリストファー・ベイリーがデザインディレクターとして加入。2004年にクリエイティブディレクター、2009年にチーフクリエイティブオフィサーへ昇格
  • 2006年 — クリストファー・ベイリーがS/S 06コレクションでチェック柄を拡大した「ハウスチェック(House Check)」を発表
  • 2018年3月 — ベイリー退任。リッカルド・ティッシが新クリエイティブディレクターに就任し、ピーター・サヴィルと共に新ロゴと「TBモノグラム」を発表
  • 2018年 — ティッシ初コレクションでTB BagとLola Bagを発表
  • 2022年10月 — ダニエル・リーがチーフクリエイティブオフィサーに就任
  • 2023年2月 — ダニエル・リーが初コレクション(A/W 2023)を発表。EKDロゴを復活させ、Knight Bag/Shield Bag/Chess Bagの3種を新アイコンとして展開
  • 2024年 — Rocking Horse Bagを発表。乗馬具のサドルとレインから着想したクレセント型シルエットに小文字「b」金具を採用

代表モデル比較

モデル誕生年特徴価格帯(参考)
TB Bag2018ティッシ初のアイコンバッグ。創業者の頭文字を組み合わせたインターロックTB金具をマグネット式フラップに配置ミニ: 約30万円台/スモール〜ミディアム: 約34〜43万円
Lola2018TB Bagの妹分。アンストラクチャードでキルティング加工のラムスキン、メタルチェーンストラップ。フロントに大型TBロゴスモール: 約28〜32万円/ミディアム: 約34〜38万円
Knight Bag2023ダニエル・リー初コレクションのフラッグシップ。EKD騎士の馬頭から着想したクリップ金具。柔らかなホーボーシルエットでフォールド可能ミニ: 約32万円/ミディアム: 約44〜52万円/ラージ: 約60万円〜
Rocking Horse Bag2024木馬玩具と乗馬具から着想したクレセント型サドルバッグ。ストラップは手綱モチーフ、小文字「b」のメタルクラスプミニ: 約36万円/スモール: 約44万円/ミディアム: 約53万円
Shield Bag2023EKDの騎士が持つ盾の形状から着想したアシンメトリックなポシェット。コーナーにEKDの型押し約25〜35万円
Nova Check Tote1990s〜2000sノヴァチェックのコーティングキャンバス×レザートリムのトート。Y2K再評価で中古市場が拡大中中古相場: 約3〜10万円(状態・サイズ次第)

価格帯は2025〜2026年時点の海外定価および国内並行・中古相場を参考にした目安。素材・サイズ・カラーにより同モデル内でも価格差があります。Nova Check Toteは現行ラインではなく中古市場限定のヴィンテージモデルです。

ブランドの素材・パターン

素材・パターン登場・特徴主な用途
ギャバジン(Gabardine)1879年トーマス・バーバリー発明。繊維1本ずつにラノリンを塗布してから織る防水・通気性織物。1888年に特許取得トレンチコート本体、一部レザーバッグの内装
ノヴァチェック(Nova Check)1924年登場。赤・白・黒・キャメルのタータン由来チェック。当初はトレンチの内張り用、1967年以降に外装に展開スカーフ・ラゲージ・Nova Check Tote・キャンバス小物
ハウスチェック(House Check)2006年クリストファー・ベイリーがS/S 06で発表。ノヴァチェックの色構成を拡大したより大柄なバージョン近年のキャンバスバッグ・アパレル全般
TBモノグラム2018年リッカルド・ティッシ×ピーター・サヴィル制作。創業者の頭文字Tと反転Bをインターロックさせた幾何学パターンTB Bag金具・モノグラムキャンバス・スカーフ
カーフレザー(Calf Leather)イタリア生産が主流。グレインカーフ・スムースカーフ・キルティングラムスキン等を用途別に使い分けTB Bag・Lola・Knight・Rocking Horse等のレザーライン
E-canvas(Eキャンバス)近年のリサイクル素材を含むコーティングキャンバス。チェック柄を施した軽量・耐久性の高いベース素材現行のチェックトート・ボストン・小物類

ノヴァチェックとハウスチェックは色構成(赤・白・黒・キャメル)を共有しつつ柄の大小で区別されます。Nova Check Toteなど旧世代ヴィンテージはPVCコーティングキャンバスで構成され、近年のEキャンバスはより環境配慮素材へとシフト。レザーラインはイタリア工房での製造が中心で、トレンチコートはギャバジンを用い英国ヨークシャーで仕上げられる伝統が現在も維持されています。

真贋・鑑定のポイント

バーバリーはノヴァチェック/TBモノグラムを中心に偽造が極めて多く、目視のみでの判定が難しいブランドです。バッグ・トレンチコートを問わず、複数のディテールを総合的に確認することが重要です。

  • Chronoタグ(シリアルラベル) — バッグ内側または衣類のケアラベル裏に縫い付けられる小型タグ。アルファベット+数字のシリアル番号が深く均一にエンボス/プリントされる。本物は文字間隔が一定で書体が清潔。偽物は番号が浅く・滲みがあり、タグが接着のみで縫製されていないものが多い
  • 革タブ/布ラベルの縫い付け — バッグ内側のロゴ革タブは均一なステッチで密に縫い付けられ、コバ処理が滑らか。布ラベルは織りの密度が高く、刺繍ロゴの目飛びがない。偽物はステッチが粗く、ラベルが浮く
  • 刻印(金具・革タブ) — 金具のEKD刻印やTBモノグラム刻印は文字の太さが均一で深さも一定。本物の革タブの「BURBERRY」打刻は線がシャープで角が立つ。偽物は線がぼやけ、Rの足の角度が不自然
  • 縫製とノヴァチェックの柄合わせ — 本物はパネルの継ぎ目でチェック柄が水平・垂直に整列するように裁断される。偽物はチェックがズレている・斜めになっているものが多い。サドルステッチ風縫製は一定のテンションで打たれる
  • 製造国表記 — 現行品は「Made in Italy」(バッグ)または「Made in England」(トレンチ)が中心。極端に安価な「Made in China」表示は要警戒(ただし正規品でも一部生産委託あり)
  • 金具の質感 — ゴールド/シルバー金具のメッキは均一で重量感がある。偽物は軽く・メッキの色ムラや剥がれが早期に出やすい

バーバリーは年代によって仕様の変更(Burberry/Burberrysロゴ表記の変遷など)があり、「特定年代の特徴」だけに依存した判定は危険です。clebagでは複数のディテールに加え、Entrupyによる機械判定を組み合わせて鑑定精度を担保しています。

中古市場での評価

バーバリーはトレンチコートと並びバッグも中古市場で安定した需要があり、特にティッシ期のTBモノグラムラインとリー期の新世代モデルがプレミア化の動きを見せています。

  • TB Bag — ティッシ期を代表するアイコンとして安定したリセール需要。ミニ・スモールサイズが中古市場で人気。定番カラー(ブラック・ベージュ・モノグラム)の美品は定価の60〜80%前後で取引
  • Lola — TB Bagよりカジュアル寄りで若年層需要が強い。キルティングラムスキンの状態次第で相場が大きく変動。スモールサイズが中古流通の中心
  • Knight Bag — リー期初コレクションの象徴として2023年以降に新興相場を形成。生産数が限られ、初期カラー(ブラック・リボン・ミモザ)に希少性プレミアが乗る傾向
  • Rocking Horse Bag — 2024年発表の最新アイコン。中古流通量がまだ少なく、海外オークションでは定価の80〜100%超で落札される事例も
  • Shield Bag — リー期コレクションのコアモデル。コンパクトでデイリー使いの汎用性が評価され、相場は安定
  • Nova Check Tote(ヴィンテージ) — Y2Kリバイバルで再評価が進行。状態とサイズに依存するが、コーティングキャンバスの剥がれが相場を大きく左右する

バーバリーは2023年のリー就任後にロゴ・モチーフを刷新したことで、ティッシ期以前のアイテム(旧ロゴ・旧ノヴァチェック)が「アーカイブ」として再評価される動きが進んでいます。一方で現行ラインも順調にプレミア化しており、ハイブランド全体の値上げ傾向と並行して中古相場も底堅く推移しています。

バーバリーの豆知識

バーバリーチェックは元々トレンチコートの「裏地」だった
世界的アイコンとなったノヴァチェック(赤・白・黒・キャメル)は、1924年にバーバリーがトレンチコートの内張り用として採用したのが始まりです。当初は外から見えない内装パターンでしたが、1960〜70年代にかけてスカーフや傘などのアクセサリーに展開され、1967年以降は単独デザインとして広く商品化。現在では世界で最も認知されたチェック柄の一つとなりました。「裏地が表に出てきて主役になった」稀有な例です。
EKDロゴは1901年の「公募」で誕生した
バーバリーの象徴である騎士のシンボル「Equestrian Knight Device(EKD)」は、1901年に新ロゴを公募する形で制定されました。盾は「保護」、槍は「改革」、騎士は「名誉」を表し、掲げる旗にはラテン語で「Prorsum(前進せよ)」と記されています。1909年に商標登録されたのち、2018年にティッシ体制で一度退役しましたが、2022年に就任したダニエル・リーが2023年2月に復活させ、Knight Bag・Shield Bag・Rocking Horse Bagなど新世代モデルのモチーフとして全面的に採用しました。
ティッシ→リーの体制変革は「ロゴと資産」の刷新だった
2018年にリッカルド・ティッシが就任した際、グラフィックデザイナー巨匠ピーター・サヴィルと組んで創業者の頭文字を組み合わせた「TBモノグラム」と幾何学的な新ロゴを発表し、長年使われてきたEKDを退役させました。しかし2022年10月のダニエル・リー就任後、2023年2月の初コレクションで一転してEKDを復活。「英国らしさ」と「乗馬・騎士」というブランドの原点回帰を打ち出しました。短期間でロゴと資産モチーフがこれだけ大きく入れ替わったのは、現代ラグジュアリーブランドでも異例の事例です。

clebagの鑑定体制

clebagでは、世界的に採用されているAI鑑定システムEntrupy(鑑定精度99.86%)と、ハイブランド鑑定に精通した専門鑑定士を併用した真贋鑑定体制を構築しています。すべての出品について、Chronoタグのシリアル・革タブ/布ラベルの縫い付け・金具刻印・ノヴァチェック/TBモノグラムの色合わせと柄整列・縫製の均質性などバーバリー特有の細部を重点的に確認。機械と人の目の両方で判定することで、目視のみでは見抜きにくい精巧な偽造品にも対応します。

万が一鑑定不合格と判定された場合は全額返金を保証しているため、安心してお取引いただけます。

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