エルメス(Hermès)

エルメスHermès

1270件の出品

エルメス(Hermès)とは

エルメスは、1837年に創業者ティエリ・エルメス(Thierry Hermès, 1801–1878)がパリ・バス・デュ・ランパール通りに開いた馬具工房を起点とする、フランスの老舗メゾンです。貴族社会の馬車文化を支える高級馬具から出発し、縫製の精緻さと堅牢さで名声を獲得。1867年のパリ万国博覧会で銀メダル、1878年には同博覧会でグランプリを受賞し、フランスの最高峰の馬具工房としての地位を確立しました。

20世紀に入り、自動車の普及とともに馬車文化が衰退すると、3代目エミール=モーリス・エルメスは革製品をバッグ・旅行用品・アクセサリーへと展開。1923年には世界で初めてバッグにファスナーを採用した「ボリード(当初はブガッティと呼ばれた)」を発表、1935年にはケリーの原型となる「サック・ア・クロア」、1937年にはシルクスカーフ「カレ(Carré)」を発表し、馬具メーカーから総合ラグジュアリーメゾンへと変貌を遂げました。1984年にはジャン=ルイ・デュマの時代にバーキンが誕生し、現在のアイコンラインナップが出揃います。

エルメスの核となるのは「1人の職人が1つの製品を最初から最後まで仕立てる」という製造哲学と、蜜蝋でコーティングした麻糸を2本の針で交差させて縫う「サドルステッチ」の手縫い技法です。バーキン1つを仕立てるのに15〜20時間、ケリーは20〜25時間を要し、すべての工程で機械縫いは用いません。この職人技は徒弟制度のもとでアトリエで長い時間をかけて習得されるもので、エルメスの希少性と資産性の根源となっています。

clebagでは、バーキン、ケリー、コンスタンス、ピコタン、ボリード、エヴリン、ガーデンパーティなどエルメスの主要バッグラインを取り扱っています。すべての出品について、専門鑑定士+AI鑑定システム(精度99.86%)の二重体制で真贋を確認。縫製の品質、金具の仕上げ、刻印の精度、革質と経年変化などエルメス特有のディテールを重点的にチェックし、鑑定不合格の場合は全額返金を保証しています。

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出品一覧

1,270
Hermès ケリー ホワイト

Hermès

ケリー

ホワイト / エプソン / S(未使用に近い)

¥183,000

Hermès コンスタンス ブラック

Hermès

コンスタンス

ブラック / エプソン / A(目立った傷や汚れなし)

¥2,248,000

Hermès ピコタン グレー

Hermès

ピコタン

グレー / クレマンス / S(未使用に近い)

¥806,000

Hermès ボリード ネイビー

Hermès

ボリード

ネイビー / エプソン / B(やや傷や汚れあり)

¥515,000

Hermès ケリー レッド

Hermès

ケリー

レッド / クロコダイル / A(目立った傷や汚れなし)

¥27,000

Hermès ボリード レッド

Hermès

ボリード

レッド / エプソン / A(目立った傷や汚れなし)

¥808,000

Hermès ケリー ブラウン

Hermès

ケリー

ブラウン / エプソン / A(目立った傷や汚れなし)

¥266,000

Hermès コンスタンス ブラック

Hermès

コンスタンス

ブラック / エプソン / A(目立った傷や汚れなし)

¥2,329,000

Hermès バーキン ブラック

Hermès

バーキン

ブラック / トゴ / S(未使用に近い)

¥4,764,000

Hermès ガーデンパーティ ブラウン

Hermès

ガーデンパーティ

ブラウン / カーフ / B(やや傷や汚れあり)

¥234,000

Hermès ボリード ブルー

Hermès

ボリード

ブルー / エプソン / B(やや傷や汚れあり)

¥657,000

Hermès ケリー パープル

Hermès

ケリー

パープル / スイフト / A(目立った傷や汚れなし)

¥1,830,000

Hermès ケリー ベージュ

Hermès

ケリー

ベージュ / トゴ / S(未使用に近い)

¥4,219,000

Hermès コンスタンス ベージュ

Hermès

コンスタンス

ベージュ / エプソン / S(未使用に近い)

¥2,543,000

Hermès ケリー ベージュ

Hermès

ケリー

ベージュ / エプソン / S(未使用に近い)

¥3,860,000

Hermès ケリー ブラウン

Hermès

ケリー

ブラウン / エプソン / S(未使用に近い)

¥3,239,000

Hermès バーキン ベージュ

Hermès

バーキン

ベージュ / トゴ / S(未使用に近い)

¥4,449,000

Hermès バーキン ブラック

Hermès

バーキン

ブラック / トゴ / A(目立った傷や汚れなし)

¥4,878,000

Hermès バーキン ブラック

Hermès

バーキン

ブラック / トゴ / S(未使用に近い)

¥4,377,000

Hermès バーキン ブラック

Hermès

バーキン

ブラック / トゴ / S(未使用に近い)

¥5,105,000

ブランドの歴史

エルメスの190年近い歴史は、馬具メーカーから始まり、世代ごとに新しい領域を開拓することで今日のラグジュアリーメゾンへと進化してきました。

  • 1837年 — 初代ティエリ・エルメスがパリ・バス・デュ・ランパール通りに高級馬具工房を開業
  • 1867年/1878年 — パリ万国博覧会で銀メダル(1867)、グランプリ(1878)を受賞し、欧州貴族社会で名声を確立
  • 1880年 — 2代目シャルル=エミール・エルメスがフォーブル・サントノレ通り24番地に店舗を移転。現在も本店が位置する地
  • 1892年 — 鞍を収納する「オータクロア(Haut à Courroies)」を発表。のちにケリーやバーキンの原型となる
  • 1902年 — エミール=モーリス・エルメスが正式な後継者となり「エルメス兄弟商会」に改組(1922年に単独所有となり再び「エルメス」に戻る)
  • 1920年 — 世界で初めてバッグにファスナーを採用する特許を取得
  • 1923年 — ファスナー付きバッグ「ボリード(当初はブガッティ)」を発表
  • 1928年 — 書類携帯用のバッグ「サック・ア・デペッシュ」を発表
  • 1935年 — 現在のケリーの原型「サック・ア・クロア」発表
  • 1937年 — シルクスカーフ「カレ(Carré)」の製造を開始
  • 1956年 — モナコ公妃グレース・ケリーが「サック・ア・クロア」でパパラッチからお腹を隠す写真が世界的に報じられ、以降「ケリー」の愛称で呼ばれる(1977年に正式名称変更)
  • 1959年 — コンスタンス誕生
  • 1970年代後半 — 乗馬部門責任者エヴリン・ベルトランの名を冠したエヴリン登場
  • 1984年 — 5代目ジャン=ルイ・デュマと女優ジェーン・バーキンの邂逅からバーキンが誕生
  • 2003年 — 馬の飼料袋から着想したピコタン(Picotin)発表
  • 2020年 — ボリード誕生から100周年を記念した復刻ライン「ボリード1923」登場

エルメスは創業以来一度も一族の手を離れず、現在まで家族経営の伝統を保ち続けている点でも、現存する老舗ラグジュアリーメゾンの中で異例の存在です。

代表モデル比較

モデル誕生年特徴価格帯(2026年2月改定・参考)
バーキン(Birkin)1984台形フォルムのアイコン。1バッグ1職人で15〜20時間かけて手縫い仕立て25: 2,013,000円/30: 2,233,000円/35: 2,442,000円/40: 2,541,000円
ケリー(Kelly)1935(サック・ア・クロアとして/1977改称)台形にシングルハンドル、ショルダーストラップ付属。内縫い・外縫いの2仕様20: 1,683,000円/25: 2,013,000円/28: 2,123,000円
コンスタンス(Constance)1959H字バックルと長いショルダーストラップを持つショルダーバッグ。薄型フォルムミニ: 1,540,000円/24: 1,804,000円
ピコタン(Picotin)2003(2008年にロック仕様追加)馬の飼料袋から着想したバケツ型オープントップ。カデナ・クロシェット付属18(PM): 578,600円/22(MM): 620,400円
ボリード(Bolide)1923世界初のファスナー付きバッグ。ドーム型シルエット、2WAY仕様31: 1,672,000円(トリヨン)
エヴリン(Evelyne)1978前面のパンチングHが象徴。元は馬具ブラシ乾燥用の通気孔。カジュアル寄りTPM(16): 367,400円/PM(23): 620,400円
ガーデンパーティ(Garden Party)1892(当初は園芸用バッグ)トワルアッシュ×レザーのコンビが代表的なトート。両サイドのサドルステッチが特徴TPM(30): 479,600円/PM(36): 523,600円

価格帯は2026年2月1日改定後の国内定価(税込)。素材・金具・カラーにより同サイズ内でも価格差があります。特にクロコダイル等のエキゾチックレザーは通常レザーの数倍の価格帯になります。

ブランドの素材・職人技

素材・技法登場・特徴主な用途
サドルステッチ蜜蝋コーティングの麻糸に2本の針を通し、交差させながら1目ずつ手縫いする技法。馬具工房時代からの伝統全レザーバッグ・小物の縫製
トゴ(Veau Crispé Togo)1997年登場。雄の仔牛革。細かいシボ、マットな仕上がり。傷が目立ちにくいバーキン・ケリー・ピコタン等の定番
トリヨンクレマンス(Taurillon Clemence)1992年登場。雄牛の革。トゴより大きめのシボで柔らかく重厚感があるバーキン・ケリー・ボリード・ピコタン等
ヴォー・エプソン(Veau Epsom)2003年登場。細かい型押し。硬めで型崩れしにくく発色が鮮やかバーキン・ケリー・コンスタンス等
ヴォー・スイフト(Veau Swift)2006年頃登場。滑らかで光沢のある繊細な質感。発色が深い限定ライン・コンスタンス・エヴリン等
トワルアッシュ(Toile H)コットンキャンバス。軽量でカジュアル。防汚性が高いガーデンパーティ・エヴリン・ボリード等
エキゾチックレザー(クロコダイル等)ポロサス/ニロティカス等の高級エキゾチック。独自の光沢と鱗目バーキン・ケリーの最高峰仕様

エルメスの職人は、アトリエで徒弟制度のもと長年かけてサドルステッチの技法を習得します。1つの製品を1人の職人が最初から最後まで仕立てる「1バッグ1職人」体制が原則で、完成品の内側には製造年刻印に加え、担当職人の識別刻印も打たれます。職人育成の難しさが生産量の上限を定めており、これが希少性と資産価値の根源となっています。エルメス財団が運営する「スキル・アカデミー」など、職人技の伝承を組織的に守る取り組みも特徴的です。

真贋・鑑定のポイント

エルメスは世界で最も偽造品が多く出回るブランドの一つで、近年の精巧なコピーは目視だけでの判定が困難です。主なチェックポイントは以下。

  • 刻印(Blind Stamp)の精度 — 本物の「HERMÈS PARIS」刻印は文字の太さが均一で、深さも一定。偽物は「M」の縦線が太く・「S」が不自然に細い等のバラつきが見られ、打刻が浅く不鮮明なことが多い
  • 製造年アルファベット刻印 — バッグ内側のストラップ根元等に1文字のアルファベット刻印。2015年以降は順不同(T=2015, X=2016, A=2017, C=2018, D=2019, Y=2020, Z=2021, U=2022, B=2023, W=2024)。正方形の枠で囲まれた刻印は正規ブティックでの販売品を示す
  • サドルステッチの均質性 — 本物は1目ずつ同じテンションで縫われ、糸の角度が一定。偽物はミシン縫いに近い直線的なステッチや、テンションのばらつきが見られる
  • クロシェット(鍵カバー)のコバ仕上げ — 本物のコバは薄く丁寧に磨かれている。偽物は4層に重ねたような分厚いコバが特徴的
  • 金具の刻印・プレート — ターンロックやカデナ(南京錠)の刻印は、書体と深さが規則的。メッキの色調・厚みも本物は均一
  • 革質と経年変化 — トゴ・クレマンスのシボは自然に不均一で、偽物は機械的に均一すぎる表情になる

エルメスは時期によって仕様の微細な変更があり、「特定年代の特徴」だけに頼る判定は危険です。複数のディテールを総合的に見て、さらに機械判定を組み合わせることが鑑定の現場では一般的になっています。

中古市場での評価とリセール傾向

エルメスは、中古市場において「使うほどに価値が下がるラグジュアリー」の常識を覆すブランドです。定番モデル・定番素材の美品は、新品定価以上で取引されるケースが珍しくありません。

  • バーキン — 25サイズが最もプレミアム性が高く、状態次第で定価を大きく上回る相場。30・35は汎用性で堅調。クロコダイル等エキゾチックは通常レザーの数倍の価格帯
  • ケリー — 25サイズが人気のピーク。外縫い(Sellier)と内縫い(Retourné)で相場に差がある。バーキンと同等かそれ以上のプレミアがつくケースも
  • コンスタンス — ミニサイズの定番色は特にプレミア化が進行。H金具の質感と色の組み合わせで相場が細かく変動
  • ピコタン — PMサイズのミニバッグ需要で相場上昇が顕著。定番色は定価超え取引も
  • ボリード・エヴリン・ガーデンパーティ — 相対的に入手しやすく中古流通量が多いため、相場は安定。定価の7〜9割前後の中古美品が多く流通
  • カラー別 — ノワール・エトゥープ・ゴールドの定番3色が最も相場安定。限定色は希少性によりプレミアが乗ることがある
  • 金具別 — ローズゴールド金具は近年の人気上昇で相場を押し上げる傾向。パラジウムは黒・グレー系と相性が良く安定需要

エルメスは近年ほぼ毎年2月に定価改定を実施しており、2019年以降は1回あたり5〜10%の値上げが続いています。2026年2月改定でもバーキン25が前年比+8%前後上昇するなど、上昇基調は継続中です。定価改定は中古相場にそのまま波及するため、「定価改定 → 中古相場の追随」サイクルが長期的に続いており、中国・東南アジアの富裕層を中心としたグローバルな需要拡大も相場を底上げしています。

エルメスの豆知識

「ケリー」命名の経緯
ケリーバッグは元々1935年に「サック・ア・クロア」として誕生しました。1956年、モナコ公妃となった女優グレース・ケリーが、妊娠中のお腹をパパラッチから守るためにこのバッグで隠した写真が世界的に報じられ、以降「ケリーのバッグ」として親しまれるようになりました。エルメスが正式名称を「ケリー」に変更したのは、報道から21年後の1977年のことです。
世界で初めてバッグにファスナーを付けたブランド
エルメスは1920年、アメリカ・カナダ旅行中に自動車の幌に使われていたファスナーに着目した3代目エミール=モーリス・エルメスが、特許を取得して自社製品に応用しました。1923年には世界初のファスナー付きバッグ「ブガッティ(のちのボリード)」を発表。当時のパリでファスナーはまだ一般的ではなく、エルメスはシャネルのスカートへのファスナー採用など、ファッション業界全体へのファスナー普及にも貢献したとされています。
職人の個人識別刻印
エルメスのバッグ内側には、製造年を示すアルファベット刻印のほかに、担当職人の個人識別刻印が打たれています。これはその職人が1つのバッグを最初から最後まで責任を持って仕立てた証であり、修理の際にも同じ職人が対応することがあると言われています。また、店頭販売品の刻印は正方形の枠で囲まれ、従業員販売品や特別仕様品とは異なる印が打たれるなど、刻印自体が製品の来歴を記録する役割も果たしています。

clebagの鑑定体制

clebagでは、世界的に採用されているAI鑑定システム(鑑定精度99.86%)と、ハイブランド鑑定に精通した専門鑑定士を併用した真贋鑑定体制を構築しています。すべての出品について、縫製の品質、金具の仕上げ、刻印の精度、革質と経年変化などエルメス特有の細部を重点的に確認。機械と人の目の両方で判定することで、目視のみでは見抜きにくい精巧な偽造品にも対応します。

万が一鑑定不合格と判定された場合は全額返金を保証しているため、安心してお取引いただけます。

エルメスのよくある質問

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