ゴヤール(Goyard)

ゴヤールGoyard

55件の出品

ゴヤール(Goyard)とは

メゾン・ゴヤール(Maison Goyard)は、1853年にパリで創業されたフランスの老舗トランク・レザーグッズメゾンです。そのルーツは1792年にピエール=フランソワ・マルタンが興した箱・トランク・荷造りの工房「メゾン・マルタン」にまで遡り、事業を継承したフランソワ・ゴヤールが1853年に「メゾン・ゴヤール」へ改称したことでブランドが正式に誕生しました。ルイ・ヴィトン創業(1854年)より1年早い創業で、現存するトランクメゾンの中でも最古の歴史を持つ一つです。

ブランドを象徴するのが、4代目エドモン・ゴヤールが1892年に発表した「ゴヤールディン・キャンバス」と、そこに描かれる「シェブロン(ヘリンボーン柄)」。コットンと麻を織ったキャンバス地に天然素材を重ねたコーティングを施し、軽量でありながら水や汚れに強い独自素材として、130年以上にわたりメゾンの中核を担っています。シェブロン柄は、ゴヤールの頭文字「Y」を繋げたパターンとしても読み解ける、職人の手作業によるスクリーンプリントで仕上げられます。

ゴヤールは路面店を広く展開せず、世界でも限られた直営ブティックでの個別販売を基本とする、会員制に近い独特の販売スタイルを守り続けています。公式サイトでの通販は行わず、定価も店頭での個別案内が原則で、ブランドとして価格表を公開していません。イニシャルやストライプを手描きで描き込む「マーカージュ(Marquage)」のパーソナライズサービスは、ゴヤールを象徴する伝統の一つで、完成までに約1ヶ月を要します。

clebagでは、サンルイ、アルトワ、ベルヴェデール、カップヴェール、アンジュ、ヴァンドームをはじめとする主要ラインを取り扱っています。すべての出品について、専門鑑定士+AI鑑定システム(精度99.86%)の二重体制で真贋を確認し、シェブロン柄のプリント精度・シュヴロッシュ・カーフスキンの縫製・内部刻印などゴヤール特有のディテールを重点的にチェックしています。

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出品一覧

55
Goyard サンルイ PM グリーン

Goyard

サンルイ PM

グリーン / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥303,000

Goyard サンルイ PM ブルー

Goyard

サンルイ PM

ブルー / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥459,000

Goyard アルトワ グレー

Goyard

アルトワ

グレー / ゴヤールディンキャンバス / B(やや傷や汚れあり)

¥234,000

Goyard サンルイ PM グリーン

Goyard

サンルイ PM

グリーン / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥325,000

Goyard カップヴェール ブルー

Goyard

カップヴェール

ブルー / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥326,000

Goyard サンルイ PM ブルー

Goyard

サンルイ PM

ブルー / ゴヤールディンキャンバス / B(やや傷や汚れあり)

¥205,000

Goyard サンルイ PM ゴールド

Goyard

サンルイ PM

ゴールド / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥462,000

Goyard アルトワ ブルー

Goyard

アルトワ

ブルー / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥429,000

Goyard サンルイ PM ブラック

Goyard

サンルイ PM

ブラック / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥391,000

Goyard サンルイ PM ホワイト

Goyard

サンルイ PM

ホワイト / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥285,000

Goyard サンルイ PM ブルー

Goyard

サンルイ PM

ブルー / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥456,000

Goyard サンルイ PM ピンク

Goyard

サンルイ PM

ピンク / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥479,000

Goyard サンルイ PM ホワイト

Goyard

サンルイ PM

ホワイト / ゴヤールディンキャンバス / B(やや傷や汚れあり)

¥174,000

Goyard サンルイ PM ブラック

Goyard

サンルイ PM

ブラック / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥377,000

Goyard サンルイ PM ホワイト

Goyard

サンルイ PM

ホワイト / ゴヤールディンキャンバス / A(目立った傷や汚れなし)

¥278,000

Goyard アルトワ グレー

Goyard

アルトワ

グレー / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥426,000

Goyard サンルイ PM ブラック

Goyard

サンルイ PM

ブラック / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥379,000

Goyard サンルイ PM パープル

Goyard

サンルイ PM

パープル / ゴヤールディンキャンバス / B(やや傷や汚れあり)

¥223,000

Goyard サンルイ PM ブラック

Goyard

サンルイ PM

ブラック / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥374,000

Goyard サンルイ PM ブラック

Goyard

サンルイ PM

ブラック / ゴヤールディンキャンバス / S(未使用に近い)

¥377,000

ブランドの歴史

ゴヤールの歴史は、フランス革命後のパリまで遡ります。以下は主な節目です。

  • 1792年 — ピエール=フランソワ・マルタンがパリに箱・トランク・荷造りの工房「メゾン・マルタン」を創業。衣類を美しく折りたたみ、梱包する職人技で知られる
  • 1845年 — 17歳の若きフランソワ・ゴヤール(1828–1890)が、マルタンから事業を引き継いだルイ=アンリ・モレルの工房に見習いとして入社
  • 1852年 — モレルの急逝を受け、フランソワ・ゴヤールが事業を継承
  • 1853年 — 屋号を「メゾン・ゴヤール」に改称。ルイ・ヴィトン創業(1854年)より1年早い
  • 1885年 — 長男エドモン・ゴヤール(2代目)が事業を継承。サントノレ通りのブティックを国際的な顧客を持つメゾンへと発展させる
  • 1892年 — エドモンがブランドを象徴する独自素材「ゴヤールディン・キャンバス」を開発。シェブロン柄(ヘリンボーン柄)がここで完成
  • 20世紀前半 — パブロ・ピカソ、ココ・シャネル、ロックフェラー家、ロマノフ家、グリマルディ家、ジャンヌ・ランバンなど、芸術・産業・王族の顧客が多数名を連ねる
  • 1998年 — ジャン=ミシェル・シニョールが経営を引き継ぎ、サンルイをはじめとするアイコンモデルが現代的に再評価される転機に
  • 2000年代以降 — 世界各国の主要都市に直営ブティックを限定的に展開しつつ、路面店を広げない姿勢を一貫して維持

ゴヤールは創業以来一度も外部資本に買収されず、独立した家族経営・同族経営の伝統を守り続けている点でも、フランス老舗メゾンの中で際立つ存在です。

代表モデル比較

モデル誕生・展開時期特徴価格帯(参考)
サンルイ(Saint-Louis)1930年代(ボートトートとして誕生、1998年に現代的に再評価)約250gの軽量オープントップトート。折りたたみ可能。ブランドを象徴するアイコンモデルPM 約30万円台前半〜/GM 約33万円〜
アルトワ(Artois)2010年代サンルイの姉妹モデル。上部ファスナーと角の補強を備え、ビジネス用途にも対応PM 約44万円〜/MM 40万円台半ば〜
アンジュ(Anjou)現代ラインリバーシブル仕様のトート。外装はゴヤールディン・キャンバス、裏返すとレザー面になるPM 約42万円〜
ベルヴェデール(Belvédère)現代ラインゴヤール家のルーツである「筏流し職人」が使っていたバッグを再解釈したメッセンジャー型。PM/MM/GMの3サイズ要確認(店頭個別案内)
ヴァンドーム(Vendôme)現代ラインパリのヴァンドーム広場にちなむ構築的なボーリング型バッグ。ウッド装飾のトップハンドルと取り外し可能ショルダーストラップ要確認(店頭個別案内)
カップヴェール(Cap-Vert)2020年代(比較的新しいライン)コンパクトなクロスボディ。PMサイズのみ。2023年には限定カラー「フォレスト」も展開要確認(店頭個別案内)

ゴヤールは定価を公式に公表していないため、上記の価格帯は直営ブティック案内価格や並行輸入の参考値です。実勢相場は二次流通市場・並行輸入の価格が中心となります。

ブランドの素材・職人技

  • ゴヤールディン・キャンバス — コットンと麻を織った未処理のキャンバス地をベースに、下地色を塗り、3段階のスクリーンプリントを重ねて仕上げるブランド独自素材。軽量で水・汚れに強く、ゴヤールのバッグのほぼすべてに採用される
  • シェブロン(ヘリンボーン柄) — ブランドを象徴するY字のパターン。古代の盾や騎士の紋章にインスピレーションを得た「守り・強さ」の象徴とされる。職人がスクリーンプリントを繰り返し重ねて仕上げる
  • シュヴロッシュ・カーフスキン — ハンドル・角・トリミング部分に使用される仔牛革。使い込むほど深い風合いが出る
  • マーカージュ(Marquage) — 天然顔料のみを使い、熟練ペインターがイニシャル・ストライプ・モチーフを手描きで仕上げるパーソナライズサービス。塗布と乾燥を重ねるため、完成まで約1ヶ月を要する
  • ハンドソーイング — レザーパーツはサドルステッチ中心の手縫い仕上げ。ハンドル付け根のつなぎ目まで丁寧に縫い込まれるのが真贋の手がかりにもなる

ゴヤールの職人技は、シェブロン柄の手刷りとマーカージュに象徴される「手仕事の痕跡がそのままデザインになる」思想を特徴とします。工業的な量産に振り切らず、トランク職人のアート(l'art du malletier)を継承し続ける姿勢が、ブランドの希少性を支えています。

真贋・鑑定のポイント

ゴヤールは公式の年代対応表を公開していないため、真贋判定は複数のディテールを総合的に見る必要があります。代表的なチェックポイントは以下です。

  • シェブロン柄のドットの並び — 本物はY字の白いドットが「9個/11個/9個」の規則性で並ぶ。偽物は9個が連続プリントされているケースが多い
  • 「GOYARD」ロゴの字体 — 本物は「A」の足の部分にわずかな跳ね上がりがある。文字の太さが均一すぎる場合は偽物の可能性
  • ハンドルのつなぎ目と縫製 — 本物はハンドル付け根がバッグ本体近くまで丁寧に縫い込まれている。偽物は縫い止めが中途半端で空間が空きやすい
  • シリアル・刻印 — 内側に「GOYARD」ロゴ刻印、「MADE IN FRANCE」、アルファベットと数字を組み合わせたシリアルが入る。書体・深さ・位置が時代によって変化するため、他のディテールと整合を見ることが重要
  • シュヴロッシュ・カーフスキンの風合い — 本物は経年で自然な飴色に変化。偽物は色ムラや人工的な表面加工が目立つケースがある

ゴヤールは仕様変更が比較的頻繁に行われるため、「特定年代の本物の特徴」のみで判定するのは危険です。複数要素を組み合わせた総合判定が必須です。

中古市場での評価とリセール傾向

ゴヤールは、生産量を意図的にコントロールし、会員制に近い販売形態を維持しているため、一次市場で常に需要>供給の状態が続いています。この構造が中古市場でも強く作用し、以下の傾向を生んでいます。

  • サンルイはゴヤールのアイコンかつ流通量の基準。PMは性別・年代を問わない汎用性の高さで相場が特に安定しており、中古でも定価並の水準で取引されるケースが多い
  • アルトワは「ファスナー付きトート」として通勤層の需要が強く、MMサイズを中心に高水準の相場が続く
  • カップヴェールなど新興モデルは、ミニバッグトレンドの追い風で中古市場での値動きが活発
  • ブラック・ネイビー・ボルドーなどの定番色は相場が特に安定。リセールバリューを重視するなら定番色+良好な状態の個体が有利
  • グレー・ホワイト・オレンジ・フォレストカーキ(限定色)などは希少性によりプレミアが乗ることがある
  • マーカージュ入り個体は「個性」として評価されるが、他人のイニシャルが入っている場合は汎用性が下がるため、無地個体より相場がやや低くなる傾向

ゴヤールは2025年2月に全ラインナップで平均8〜15%の価格改定を実施し、2026年もさらなる上昇傾向が続いています。定価の値上げは中古相場にも波及するため、「ブティック案内価格の上昇 → 中古相場の追随」というサイクルが継続しています。生産量コントロールと独占的な販売形態により、他ブランドのトートと比べて中古相場の下落リスクが小さいのが、リセール観点での特徴です。

ゴヤールの豆知識

ルイ・ヴィトンより古い「最古のトランクメゾン」
ゴヤールの創業は1853年で、ルイ・ヴィトン(1854年)より1年早い創業です。さらにルーツを辿れば、1792年創業のメゾン・マルタンまで遡ることができ、現存するトランクメゾンの中でも特に長い歴史を持ちます。にもかかわらず、世界的な知名度では控えめで、あえて派手な広告展開を行わないブランド姿勢が「知る人ぞ知る存在」としての価値を高めています。
顧客カード(カルテ)を生涯保管する伝統
ゴヤールは顧客一人ひとりの購買記録を「カード」として残す伝統を持ち、その保管は顧客の生涯に及びます。1972年に開かれたカール・ラガーフェルドのカードが2019年に惜しまれつつ閉じられたことは、メゾンと顧客の長い関係を物語る逸話として知られています。過去の顧客にはパブロ・ピカソ、ココ・シャネル、ロックフェラー家、ロマノフ家、グリマルディ家などが名を連ねます。
シェブロン柄は「Y」の繋がり
ゴヤールディン・キャンバスの白いドットは、創業者一族の名前の中心文字「Y」が連続してヘリンボーン状に並ぶパターンとしても読み解けます。このドットは3段階のスクリーンプリントを職人が手作業で重ねて仕上げるため、1つ1つの個体で微細なニュアンスが異なり、工業的プリントでは再現が難しい痕跡を残します。これが真贋判定のポイントにもなっています。

clebagの鑑定体制

clebagでは、世界的に採用されているAI鑑定システム(鑑定精度99.86%)と、ハイブランド鑑定に精通した専門鑑定士を併用した真贋鑑定体制を構築しています。すべての出品について、シェブロン柄のプリント精度、ゴヤールディン・キャンバスの質感、シュヴロッシュ・カーフスキンの縫製、金具の仕上げ、内側の刻印などゴヤール特有の細部を重点的に確認。機械と人の目の両方で判定することで、目視のみでは見抜きにくい精巧な偽造品にも対応します。

万が一鑑定不合格と判定された場合は全額返金を保証しているため、安心してお取引いただけます。

ゴヤールのよくある質問

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